2025年8月30日開催「高校生・若者のキャリア構築のあり方を考えるセミナー」結果報告
2025年8月30日(金)13時半から15時20分、「高校生・若者のキャリア構築のあり方を考えるセミナー」をオンラインで開催し、約250名の方々からお申し込みを頂きました。
パネラーの方々のプレゼンテーション、意見交換、視聴者からの質疑応答の概要を報告します。
現在、日本的雇用システム(終身雇用、年功制)は綻びはじめ、個人・従業員は、企業の雇用維持努力ばかりに頼れなくなってきています。企業・事業主主体のキャリア形成ではなく、各個人がキャリア展開をより主体的に行うための環境整備 を構築する必要があります。
今回のセミナーは、高校進路指導教員、若者サポートセンターやキャリアコンサルタントの方々、厚生労働行政関係者等を対象に、若者にも、欧米諸国と同様、10代から70歳かそれ以上までの長い就労生活を視野に入れたキャリア構築を積極的に考えることの重要性を理解してもらおうと開催しました。
パネリストとして、キャリア権を喧伝する2人の労働法研究者、鎌田耕一東洋大学名誉教授(座長)、諏訪康雄法政大学名誉教授と高校のキャリア教育、進路指導に詳しく文部科学省、国立教育政策研究所でキャリア教育・進路指導を担当されている研究者兼行政官の佐藤学氏、企業側から若者のキャリア構築につき問題意識をお持ちの堀内智電機・電子・情報通信産業経営者連盟専務理事、元日立製作所営業統括本部人事総務本部長の堀内智氏をパネリストとしてお招きしました。
セミナー資料等をご覧いただき、若者のキャリア構築のあり方について、キャリア権について、今後の雇用労働政策のあり方について、皆様から広くご意見を頂けると幸甚です。よろしくお願いいたします。
当日の動画(一部抜粋)・資料はアイコンをクリックするとご覧いただけます(セミナー後一部修正があります)。