新刊のご紹介:地域における雇用創造 ~未来を拓く地域再生のための処方箋~

地域における雇用創造地域における雇用創造
~未来を拓く地域再生のための処方箋~
著者名:伊藤 実(労働政策研究・研修機構 統括研究員)/金 明中(日本経済研究センター 研究員)/清水希容子((財)北海道東北地域経済総合研究所 研究員)/永久寿夫((株)PHP総合研究所 常務取締役)/西澤正樹(亜細亜大学アジア研究所 准教授)
判型:A5
頁数:292
定価:定価2,000円(本体1,905円)
ISBN:978-4-87563-245-0
初版:2008年6月
お申込・問合せは、一般財団法人雇用開発センターまたは社団法人 雇用問題研究会にお願いいたします。
一般財団法人雇用開発センター
〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目11−28 合人社東京永田町ビル 5階
TEL 03-6550-9516 FAX03-6550-9517
https://earc.or.jp
発売元 社団法人 雇用問題研究会
〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-14-5
TEL 03-5651-7071
http://www.koyoerc.or.jp e-mail kanri@koyoerc.or.jp

地方自治体による人材育成、資源活用、情報発信への支援、連携
地方が自ら推進する活性化策
地域の未来はこうして拓く!

本書の特色

政府は、従来の中央主導型から地方分権型の政策に方向転換し、雇用創出に関しても、地域が自立的に企画・立案した地域再生策に国が支援する、という政策スタンスを採りつつあります。
これまで産業振興・雇用創出策は主に国が行う事業であり、地域、特に市町村レベルでは、自立的にそれらを遂行した経験がほとんどないということもあって、 企画・立案、さらには実行といった一連の政策遂行に戸惑っているというのが、地方自治体の実態です。こうしたなか、一部の地方自治体では、積極的に地域再 生、雇用創出に取り組み、成果を挙げています。本書では、こうした自治体の成功例、地域支援策の内容と傾向について紹介しています。地域の成功例は、いず れも地域固有の資源や環境を活用して、産業・雇用創出を実現しています。そのエッセンスを学び、それぞれ自らの地域資源・環境に適応させたプランを企画・ 立案し、地域再生を進めて いただければ幸いです。

目次

第I部 地域雇用の現状と推移
第1章 地域格差の拡大
第2章 製造業の雇用インパクト
第3章 地域における雇用創造類型
第II部 地域における雇用創造の構想と実践
第4章 熊本県の取り組み
~産官学による戦略的企業誘致~
第5章 青森県の取り組み
~優秀な人材供給による企業誘致~
第6章 北海道芦別地域の取り組み
~「国際中堅企業」の地域雇用創造~
第7章 福島県会津地域の取り組み
~産学官連携によるITベンチャー企業の雇用創造~
第8章 山形県長井市の取り組み
~企業城下町からロボテク・シティへの進化に挑む~
第9章 神奈川県三浦市の取り組み
~既にあるものを有機的につなげて新産業を創る~
第10章 長野県原村の取り組み
~地域の「魅力・資源」を活かした活性化・雇用創造~
♦地域の魅力・資源を活かした事例:萌木の村(山梨県北杜市高根町清里)
第III部 地域雇用創造政策と成功要因
第11章 地域産業・雇用政策の変遷
第12章 地方分権化の産業・雇用政策
第13章 パッケージ事業における地域雇用創造
終章 地域雇用創造の成功要因
資料編