「2020年卒大学生就職活動調査の結果速報」について
企業の就職情報解禁時期が変更になった2020年卒の大学生・大学院生の内定取得状況や、就職活動をどのようなスケジュールで行っているか、取得後にどのような行動をとるのかを調査いたしました。
【結果概要】
- 内々定率(3月8日時点):全体で6.6%。男女別では、男性9.3%、女性4.2%。文理別では理系が7.9%、文系が6.2%となっている。
- 就職活動の開始時期: 3年生の8月迄に活動を始めた学生が46.2%、3年生の2月迄では86.9%と、広報開始の2019年3月を前に9割弱が活動を開始しており、活動の早期化・長期化を示す結果となった。一方広報開始後も「まだ就職活動をしていない」学生も13.3%と一定数存在する。
- インターンシップ:学生の参加経験率は72.0%。参加期間は1日の「ワンデーインターンシップ」が81.4%で最も多い。
- 企業の採用スケジュール:39.8%の学生が「(企業は)スケジュールは守るべき」と回答。「守るべきとは思わない」の19.3%を大きく上回った。
「企業の採用活動早期化が就活にどう影響するか」は、「良くない影響がある」の25.1%が「良い影響がある」の16.3%を上回ったが、「影響はない」という回答も27.1%に上る。 - 就活でのスマホ利用:「パソコンは使わずスマホだけで活動」(22.4%)と「スマホが殆どでパソコンは時々使う」(36.7%)と約6割の学生がスマートフォンメインで就活を行っていることがうかがえる。
【調査に関するお問い合わせ】
メール:kouhou@earc.or.jp
電 話:03-6550-9516
一般財団法人雇用開発センター